ハイブリッドワークを実践する明るい在宅オフィス環境
Photo by Juliana L on Unsplash

【子育てママ必見】ハイブリッドワークは週2在宅が正解?生産性と自分時間を両立する新しい働き方

by 著者名
ハイブリッドワーク

「オフィスと在宅、どっちつかずで疲れる…」そんな悩みを抱えるあなたへ。2児の母でリモート歴5年の専門家が、実体験と最新データに基づいた、生産性も自分時間もアップするハイブリッドワークのコツを優しく解説します。

「なんだか疲れる…」ハイブリッドワークの理想と現実

こんにちは!2人の子どもを育てながらリモートワーク専門コンサルタントとして活動している、佐藤美咲です。私自身も5年以上、試行錯誤しながらリモートで仕事をしてきました。

最近、周りの友人やお客様から「ハイブリッドワークになったけど、オフィスと在宅の切り替えがうまくいかない」「かえって疲れてしまう…」なんてお悩みをよく聞きます。あなたも、そんな風に感じていませんか?

通勤がなくなった日は嬉しいけれど、家だと集中できなかったり、逆にオフィスに行くと「今日じゃなくてもいい仕事」に追われたり。そんな「どっちつかず」な状態は、もったいないですよね。

でも、安心してください。実は最近の研究で、ハイブリッドワークは「週2日の在宅勤務」が最も生産性が高まるという、心強いデータが出てきたんです。今回は、その理由と、私たち子育て世代がもっと楽に、賢く働くための具体的な方法を、私の実体験も交えながらお話ししますね。

なぜ「週2日」の在宅がベストなの?

「完全在宅の方が楽じゃない?」と思うかもしれません。でも、オフィスでの雑談から新しいアイデアが生まれたり、同僚と顔を合わせることで安心したり…なんて経験、ありますよね。

大切なのは、「集中」と「協力」のバランスなんです。

  • 在宅の日(週2日):誰にも邪魔されず、企画書作成やデータ分析など、じっくり考えたい仕事に集中できます。朝、子どもを送り出した後の静かな時間、最高ですよね!
  • オフィス出社の日(週3日):チームでの会議やブレインストーミング、後輩の相談に乗るなど、みんなと顔を合わせるからこそスムーズに進む仕事に時間を使います。

このようにタスクの種類によって働く場所を使い分けることで、心にも時間にもメリハリが生まれるんです。

私も実践!生産性が上がるハイブリッドワークの始め方

難しく考える必要はありません。まずは3つのステップで、あなたに合った働き方を見つけていきましょう。

Step 1:あなたの「集中できる時間」を知る

まずは、自分がどんな時に仕事がはかどるのか、少し意識してみませんか?

例えば、私の場合、子どもを送り出した後の午前中が一番の集中タイム。なので、在宅の日はこの時間に一番頭を使う仕事を終わらせるようにしています。

午後は少し集中力が落ちてくるので、メールの返信や簡単な資料作成など、比較的リラックスしてできる作業を。

手帳やカレンダーに「今日は集中できたな」「この時間はダメだったな」と簡単なメモを残すだけでも、1〜2週間で自分のリズムが見えてきますよ。

Step 2:「今日の仕事」と「場所」をマッチング

自分のリズムが分かってきたら、次は仕事内容に合わせて働く場所を意識的に選んでみましょう。

【在宅勤務におすすめの仕事】

  • 企画書や報告書の作成
  • データ入力や分析
  • オンライン研修の受講
  • じっくり考えたいクリエイティブな作業

【オフィス勤務におすすめの仕事】

  • チームでの大切な意思決定
  • 新しいプロジェクトのブレインストーミング
  • 新人や後輩への指導・メンタリング
  • お客様との対面での打ち合わせ

「今日は集中する日」「今日は人と話す日」と決めるだけで、気持ちの切り替えがずっと楽になります。

Step 3:おうちの「仕事スイッチ」を作る

在宅勤務で大切なのが、仕事モードに切り替えるための環境づくりです。高価な機材は必要ありません。ちょっとした工夫で、驚くほど集中力が変わりますよ。

  • 光を味方につける:午前中は太陽の光が入る明るい場所で。やる気が出ますよ。午後は間接照明など、少し落ち着いた光にするとリラックスできます。
  • 「音」をコントロールする:集中したい時は、無音よりも「川のせせらぎ」や「カフェの雑音」のような環境音を小さな音で流すのがおすすめです。YouTubeやアプリで簡単に見つかります。
  • 快適な温度と湿度を保つ:特に夏や冬は、エアコンで快適な室温(22〜24℃くらい)を保つだけで、体への負担が減って仕事もはかどります。

チームみんなで心地よく働くために

ハイブリッドワークを成功させるには、個人の工夫だけでなく、チームの協力も不可欠です。

特に意識したいのが、「今すぐ返事が必要なこと(同期)」と「後で確認してくれればOKなこと(非同期)」の使い分けです。

例えば、緊急のトラブルは電話やチャットですぐに相談。でも、単なる進捗報告や情報共有は、メールやドキュメントに残しておけば、相手の時間を奪いません。お互いの働き方を尊重する、ちょっとした思いやりが大切ですよね。

最近は便利なツールもたくさんあります。チームの情報共有にはNotion、タスク管理にはAsanaなど、私たちワーキングマザーの強い味方になってくれるサービスを試してみるのもいいかもしれません。

これからの働き方は、もっと自由になる

AIがスケジュールを最適化してくれたり、VR(仮想現実)で遠くの同僚とすぐ隣にいるかのように会議ができたり…。数年後には、私たちの働き方はもっと柔軟で、もっとパーソナルなものになっているはずです。

大切なのは、会社や誰かのルールに合わせるだけでなく、自分自身が一番心地よく、最大限の力を発揮できる働き方をデザインしていくこと。

ハイブリッドワークは、私たちにとって、仕事と家庭、そして自分自身の時間を大切にするための、素晴らしいチャンスです。

まずは「週2日の在宅勤務」から、あなたらしい働き方を見つける旅を始めてみませんか?完璧じゃなくて大丈夫。一歩ずつ、試してみてくださいね。応援しています!

タグ

#ハイブリッドワーク#生産性向上#リモートワーク#ワーキングマザー