
「私の時間、どこ行った?」を取り戻す!子育て中でもできる、魔法の時間管理術
仕事、家事、育児…気づけば一日が終わってる。そんなあなたへ。リモート歴5年のママ専門家が、散らかった時間を見える化し、自分のための時間を取り戻す「タイムブロック」という魔法のテクニックを、優しく解説します。
「今日も、何もできなかった…」一日が終わるたびに、ため息ついていませんか?
こんにちは!2人の子育てをしながら、リモートワーク専門コンサルタントとして活動している佐藤美咲です。
朝、子どもを送り出し、急いでパソコンを開いて、気づけばもうお迎えの時間。夕飯の準備をして、お風呂に入れて、寝かしつけが終わったら、残っている仕事と散らかったリビングが…。
「私が本当にやりたかったこと、今日何かできたかな?」
そんな風に、一日が終わるたびに、ため息をついてしまうことはありませんか?その気持ち、痛いほどよく分かります。
でも、もし、バラバラになった時間をパズルのように組み立て直して、仕事も、家事も、そして「あなたのための時間」も、しっかり確保できる方法があるとしたら、試してみたいと思いませんか?
今回は、そんな魔法のような時間管理術「タイムブロック」について、難しい話は一切なしで、誰でも今日から始められるように、私の実体験を交えながら優しくご紹介しますね。
「タイムブロック」って何?難しくないの?
「タイムブロック」と聞くと、なんだか難しそうに聞こえるかもしれませんね。でも、やることはとってもシンプルです。
「やることリスト(ToDoリスト)」を、「いつやるか」カレンダーに書き込むだけ。
例えば、こんな感じです。
【よくあるToDoリスト】
- A社の資料作成
- メールの返信
- 夕飯の買い出し
- B社とのオンライン会議
【タイムブロックを使ったカレンダー】
- 10:00-11:00:A社の資料作成に集中!
- 11:00-11:30:メールを一気に返信する
- 11:30-12:00:B社とのオンライン会議
- 12:00-12:30:ネットスーパーで夕飯の買い出し
どうでしょう?「何を」「いつ」やるかがはっきりするだけで、「次は何をしよう…」と悩む時間がなくなり、スムーズに行動できる気がしませんか?
さあ、始めよう!あなただけの時間割作り・3ステップ
いきなり完璧な計画を立てる必要はありません。まずは、ゲーム感覚で、あなたの時間を見える化することから始めてみましょう。
Step 1:あなたの「エネルギー満タン時間」を見つける(1週間チャレンジ!)
まずは1週間、手帳やノートに、時間ごとの自分の「元気度」をメモしてみませんか?
「午前中は頭がスッキリ!」「お昼ご飯の後は、やっぱり眠い…」「夕方はもうひと頑張りできる!」
こんな風に、自分のエネルギーの波を把握するだけで、仕事の効率はぐっと上がります。元気いっぱいの時間には、一番頭を使う大変な仕事を。少しお疲れの時間には、単純な作業を割り当てるのが、賢い時間の使い方です。
Step 2:カレンダーを「3つの色」で塗り分けてみる
自分のリズムが分かってきたら、次はカレンダーを色分けしてみましょう。
- 赤色(集中タイム):企画書作りやデータ分析など、「誰にも邪魔されたくない!」仕事の時間。
- 青色(みんなとタイム):会議や電話など、他の人と協力して進める仕事の時間。
- 緑色(自分タイム):休憩、ランチ、趣味、運動など、あなた自身を大切にするための時間。
カレンダーが色分けされると、一日の時間の使い方がパッと見て分かるようになります。「今週は緑色が少ないな…」と感じたら、それは自分を労ってあげるサインかもしれませんね。
Step 3:「もしも」のための「空白の時間」を作る
計画通りに進まないのが、子育て中の私たちの日常ですよね。子どもの急な発熱、ぐずって仕事が中断…。そんな「もしも」の出来事にイライラしないために、あらかじめカレンダーに「何もしない時間(バッファ)」を組み込んでおくのが、とても大切です。
例えば、1日のうち30分でも「空白の時間」があれば、急なトラブルに対応できたり、遅れたタスクを取り戻せたり、あるいは、思いがけずできた自由時間を楽しんだり。心に大きな余裕が生まれますよ。
時間を味方につければ、毎日はもっと輝き出す
タイムブロックは、単なるスケジュール管理術ではありません。
それは、「時間に追われる毎日」から、「時間を自分でコントロールする毎日」へと、あなたを導いてくれる魔法です。
自分の時間を大切にできると、心に余裕が生まれます。その余裕は、仕事のパフォーマンスを上げ、家族との関係をより良くし、そして何より、あなた自身の笑顔を増やしてくれるはずです。
まずは、今日の夜、手帳を開いて、明日の「集中タイム」を一つだけ、カレンダーに書き込んでみることから始めてみませんか?
あなたの毎日が、もっともっと輝き出すことを、心から応援しています!