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肩こり・腰痛、もう限界!子育て中でもできる、体に優しい在宅ワークスペースの作り方

by 著者名
ワークスペース設計

「一日中座りっぱなしで、体中がバキバキ…」そんなお悩みありませんか?リモート歴5年のママ専門家が、ダイニングテーブルでもできる、体に優しいワークスペース作りのコツと、お財布に優しいおすすめアイテムをご紹介します。

「なんだか、どっと疲れる…」その原因、あなたの”仕事場”にあるかもしれません

こんにちは!リモートワーク専門コンサルタントの佐藤美咲です。

リモートワークは通勤がなくて本当に楽ですが、一日中家で仕事をしていると、夕方には肩や腰がガチガチに…なんてこと、ありませんか?

ダイニングテーブルで仕事をしていると、高さが合わなくて猫背になってしまったり、子どもの勉強道具が視界に入って集中できなかったり。そんな小さなストレスの積み重ねが、知らず知らずのうちに、私たちの心と体に負担をかけているのかもしれません。

でも、立派な書斎や高級な家具がなくても、大丈夫。ほんの少しの工夫で、いつもの場所を、驚くほど快適で、体に優しいワークスペースに変えることができるんです。

今回は、限られたスペースでも実践できる、3つの環境改善ステップと、お財布に優しくて本当に役立つアイテムを厳選してご紹介しますね。

Step 1:まずは「イス」と「目線」から。体の負担を軽くする

一日中座っている私たちにとって、何よりも大切なのが「イス」です。そして、意外と見落としがちなのが「モニターの高さ」。この2つを見直すだけで、肩こりや腰痛は驚くほど楽になります。

  • イスには「おうちクッション」をプラス:ダイニングチェアで仕事をしているなら、ぜひお尻と背中にクッションを置いてみてください。骨盤をサポートしてくれるオフィス用のクッションも良いですが、まずはおうちにあるお気に入りのクッションでOK。腰が支えられるだけで、姿勢がぐっと楽になります。
  • モニターの下に「本」を積む:ノートパソコンで仕事をしていると、どうしても目線が下がり、首や肩に負担がかかります。そんな時は、読み終わった雑誌や分厚い本を数冊重ねて、その上にパソコンを置いてみましょう。画面の上端が、あなたの目線の少し下に来るのがベストな高さです。これだけで、猫背が改善されて、呼吸も深くなりますよ。

Step 2:「光」と「緑」を味方につけて、心の元気をチャージする

仕事の効率を上げるには、集中力だけでなく、心の元気も大切です。お部屋の環境を少し整えるだけで、気分は大きく変わります。

  • 手元を照らす「デスクライト」を置く:部屋の照明だけだと、手元が暗くなりがちで、目が疲れやすくなります。小さなものでいいので、デスクライトを一つ置いてみましょう。暖色系の優しい光は、リラックス効果もありますよ。
  • 視界の片隅に「小さな緑」を:テーブルの隅に、小さな観葉植物を置いてみませんか?植物の緑は、目の疲れを癒し、心を落ち着かせてくれる効果があると言われています。100円ショップで買えるような小さなものでも、あるとないとでは大違いです。

Step 3:「仕事モード」に切り替える、魔法の空間作り

リビングやダイニングで仕事をしていると、どうしても生活感が出てしまい、集中するのが難しい時もありますよね。そんな時は、「ここからが仕事場」というスイッチを作ってあげましょう。

  • 「お仕事セット」をカゴにまとめる:仕事で使うパソコン、ノート、ペンなどを、お気に入りのカゴやボックスにまとめてみましょう。仕事の始めにそのカゴをテーブルに運び、仕事の終わりには片付ける。この簡単な儀式が、オンとオフの切り替えをスムーズにしてくれます。
  • お気に入りの香りをシュッとひと吹き:アロマミストや好きな香りのハンドクリームなど、「この香りをかいだら仕事モード」というのを決めておくのもおすすめです。香りは、気分を切り替えるのにとても効果的ですよ。

あなたの城を、もっと心地よい場所に

立派なホームオフィスでなくても、あなたの工夫次第で、いつもの場所は最高のワークスペースに変わります。

大切なのは、**「自分を大切にする」**という視点で、環境を見直してみること。

あなたの心と体が快適であれば、仕事のパフォーマンスは自然と上がり、家族にも優しくなれるはずです。

まずは、モニターの下に積むためのお気に入りの本を探すことから、始めてみませんか?

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#在宅勤務#ホームオフィス#肩こり対策#腰痛対策