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「なんだか、やる気が出ない…」それ、頑張りすぎのサインかも?心を軽くする3つのセルフケア

by 著者名
メンタルヘルス

仕事と育児の両立で、気づけば心がヘトヘトに。そんなあなたへ。リモート歴5年のママ専門家が、在宅ワークで疲れた心を優しくほぐす、今日からできる簡単なセルフケア習慣をご紹介します。

「今日も、ため息ばっかり…」そんな自分に、気づいてあげていますか?

こんにちは。2人の子育てをしながら、リモートワーク専門コンサルタントとして活動している佐藤美咲です。

リモートワークは、自分のペースで仕事ができて、子どもとの時間も増える、素晴らしい働き方ですよね。でもその一方で、仕事とプライベートの境界線が曖昧になって、気づけば一日中、誰かのために頑張り続けている…なんてことはありませんか?

「なんだか、理由もなくイライラする」 「前は楽しかったはずなのに、やる気が出ない」 「ひとりでいると、急に不安になる」

もし、そんな風に感じることがあるなら、それはあなたの心が「ちょっと疲れたよ」「少し休ませて」と送っている、大切なサインなのかもしれません。

今回は、そんな頑張り屋さんのあなたの心を、優しくほぐすための3つの簡単なセルフケアをご紹介します。特別な道具も時間もいりません。ぜひ、今日の夜から試してみてくださいね。

セルフケア1:モヤモヤした気持ちを「書き出す」だけで、心はスッキリする

心の中にたまったモヤモヤは、頭の中で考えているだけだと、どんどん大きくなってしまうことがあります。そんな時は、どんな小さなことでもいいので、紙に書き出してみるのがおすすめです。

「上司のあの言い方、ちょっと傷ついたな」 「今日の会議、うまく話せなかった…」 「明日の朝ごはん、何にしよう…」

誰かに見せるわけではないので、上手な文章じゃなくて大丈夫。ただ、心に浮かんだ言葉をそのまま書き出すだけで、「そっか、私はこんな風に感じていたんだ」と、自分の気持ちを客観的に見つめることができます。

思考が整理されると、不思議と心もスッキリして、次の一歩が踏み出しやすくなりますよ。

セルフケア2:1日5分の「何もしない時間」が、あなたを救う

毎日、時間に追われていると、呼吸が浅くなっていることに気づかないことがあります。そんな時は、意識的に「何もしない時間」を作って、深い呼吸を取り戻してあげましょう。

おすすめは、**「4-7-8呼吸法」**です。

  1. 鼻から4秒かけて、ゆっくり息を吸い込みます。
  2. 7秒間、息を止めます。
  3. 口から8秒かけて、ゆっくりと息を吐き出します。

これを、3〜4回繰り返すだけ。

仕事で行き詰まった時、子どもを寝かしつけた後、ベッドに入ってから…。どんなタイミングでも構いません。意識的に深い呼吸をすることで、高ぶった神経が落ち着き、心と体に穏やかな時間が戻ってきます。

セルフケア3:「小さな楽しみ」を、毎日のスケジュールに組み込む

あなたは今日、自分のためだけに、何かをしましたか?

忙しい毎日の中では、自分のことを後回しにしてしまいがちです。でも、あなたの心が満たされていなければ、仕事や家族に優しくすることはできません。

だから、どんなに小さなことでもいいので、「自分が喜ぶこと」を、毎日のスケジュールに意識的に組み込んでみてください。

  • お気に入りの紅茶を、一番好きなカップで飲む
  • ランチの後に、5分だけ好きな音楽を聴く
  • 寝る前に、好きな香りのハンドクリームを塗る

「自分を大切にする時間」を意図的に作ることで、自己肯定感が高まり、「明日も頑張ろう」という前向きな気持ちが湧いてきます。

あなたは、ひとりじゃない

リモートワークは、時に孤独を感じやすい働き方かもしれません。でも、画面の向こうには、あなたと同じように、仕事や育てに奮闘している仲間がたくさんいます。

辛い時は、「助けて」と言っていいんです。 疲れた時は、休んでいいんです。

まずは、今日ご紹介したセルフケアの中から、一つでも試してみてください。そして、何よりも、毎日頑張っているご自身のことを、たくさん褒めてあげてくださいね。

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#在宅勤務#メンタルヘルス#ストレス対策#セルフケア