「また、途中で呼ばれた…」子育て中でも”自分だけの時間”を取り戻す、魔法の集中術
「やっと集中できたのに…」子どもの声で現実に引き戻される毎日。そんなあなたへ。リモート歴5年のママ専門家が、途切れがちな集中力を”リセット&チャージ”する、ゲーム感覚の集中力アップ術をご紹介します。
「ママ、見てー!」その一言で、私の集中力は宇宙の彼方へ…
こんにちは!リモートワーク専門コンサルタントの佐藤美咲です。
さあ、集中するぞ!とパソコンに向かった瞬間、「ママ、お茶こぼしちゃったー!」「ねえ、これ見てー!」なんて、可愛い(でも、今はちょっとだけ待ってほしい…!)声に、集中力を奪われてしまうこと、ありませんか?
在宅ワークは、子どもの成長を側で見守れる最高の働き方。でもその反面、私たちの集中力は、常に中断される危機にさらされています。気づけば、「今日は何も進まなかった…」なんて自己嫌悪に陥ってしまうことも。
でも、大丈夫。細切れになってしまう時間でも、パズルのピースをはめるように、キュッと集中して、驚くほど仕事を進める方法があるんです。
今回は、そんな**「中断」を前提とした、私たちワーキングマザーのための、ゲームみたいな集中力アップ術**を3つ、ご紹介しますね。
集中術1:タイマーが先生!「ポモドーロ・テクニック」
これは、私が一番おすすめしている、とってもシンプルな時間管理術です。
「25分だけ、超集中する。そして、5分休む」
ただ、これを繰り返すだけ。
キッチンタイマーやスマホのタイマーを「25分」にセットして、その間は、脇目も振らずに一つの作業だけに没頭します。メールの通知も、スマホも、視界に入らない場所に置いてしまいましょう。
そして、タイマーが鳴ったら、潔く作業を中断!5分間、コーヒーを淹れたり、ストレッチをしたり、子どもの相手をしたり…。完全に仕事から離れます。
この「25分集中+5分休憩」のセットを繰り返すことで、短い時間でも驚くほど仕事がはかどります。「次の休憩まで頑張ろう!」と、ゲーム感覚で楽しめるのも、このテクニックのいいところです。
集中術2:「仕事スイッチ」を入れる、あなただけの儀式
集中力が途切れてしまった時、スムーズに仕事モードに戻るための「儀式」を決めておくのも、とても効果的です。
- お気に入りの音楽を1曲だけ聴く:「この曲が終わったら、集中モード!」と決めておけば、気持ちの切り替えがスムーズになります。
- 席を立って、軽い運動をする:肩を回したり、背伸びをしたり。少し体を動かすだけで、脳がリフレッシュされて、次の集中への助走になります。
- 冷たい水で顔を洗う:これは、私がよくやる方法です(笑)。強制的にシャキッとできて、おすすめです。
大切なのは、「これをやったら、仕事に戻る」という、自分との約束を作ること。どんなに簡単なことでも、続けるうちに、あなたの脳がそれを「集中へのスイッチ」だと覚えてくれます。
集中術3:「今日のゴール」を、一つだけ決める
やることがたくさんあると、何から手をつけていいか分からなくなり、それだけで疲れてしまいますよね。
そんな時は、「今日、これだけは絶対に終わらせる!」というタスクを、朝一番に一つだけ決めてしまいましょう。
その一番大切なタスクを、あなたの一番集中できる時間帯(例えば、午前中のポモドーロ・タイム)に終わらせてしまえば、「今日の私は、もう大丈夫!」と、心に大きな余裕が生まれます。
その後の時間は、ボーナスタイム。少しリラックスして、残りのタスクに取り組むことができますよ。
途切れても大丈夫。また、始めればいい。
子育てをしながらのリモートワークは、計画通りに進まないことの連続です。
でも、集中力が途切れてしまっても、自分を責めないでくださいね。大切なのは、「まあ、いっか」と受け流して、また軽やかに集中を再開するスキルを身につけることです。
今日ご紹介した集中術が、あなたの「仕事も、自分も、大切にしたい」という素敵な想いを、少しでもサポートできたら嬉しいです。